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リチウムニオブ酸塩(LiNbO3)光波導の製造方法には、陽子交換が含まれます。最初に、ベンzoic acidなどの適切な陽子供与体とリチウムニオブ酸塩結晶との間で化学反応が行われ、結晶表面のリチウムイオンが水素イオン(陽子)に置き換えられます。その後、光学的非線形性を回復するために焼結工程が行われ、この工程は焼き戻し陽子交換(APE:Annealed Proton-Exchange)波導と呼ばれます。逆陽子交換(RPE:Reverse Proton Exchange)波導は、APEの次のステップであり、ここでリチウムイオンが再び水素イオンと交換されます。このステップは、波導領域内の水素イオン濃度分布をさらに改善し、波導の固有モードの対称性を高めることで、異なる波長でのモードマッチングを向上させます。
周期的なポーリングは、準位相マッチング技術によって達成され、外部電場がリチウムニオブ酸結晶に適用されて、結晶のフェロ電気ドメインの自発極化方向が周期的に反転します。これにより位相ミスマッチ問題が解決され、異なる波長の周波数変換が可能になります。
周期的にポーリングされたリチウムニオブ酸(PPLN)RPE波導に基づき、通信波長範囲1550nmにおいて、伝送損失を0.1dB/cmまで低減でき、光ファイバーとの結合損失も0.5dBまで最小限に抑えることができます。これらの技術仕様は国際的に-leadingレベルに達しています。
パラメータ&インデックス | |
技術パラメータ | 技術指標 |
信号波長 | 設定可能 |
伝送損失 | ~0.1dB/cm |
結合効率 | ~0.5dB/cm |
変換効率 | >60% |
熱電冷却器 | 6V、4A最大、Qc=15W |
25°C時のNTCインピーダンス | 10kΩ |
入出力光ファイバー | 設定可能 |
動作温度 | 10-35°C |
保管温度 | -20から+70°C |